• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

数理概念の体験的理解のための展示空間デザイン

研究課題

研究課題/領域番号 21500118
研究機関東京芸術大学

研究代表者

桐山 孝司  東京芸術大学, 大学院・映像研究科, 教授 (10234402)

研究分担者 佐藤 雅彦  東京芸術大学, 大学院・映像研究科, 教授 (80317312)
キーワードユーザインタフェース / 空間デザイン / 数理概念
研究概要

インタラクティブな展示で鑑賞者の動きを継続的に把握するために、鑑賞者のデータをモニタリングするフレームワークを開発した。フレームワークは展示の操作を記録したXMLデータと、展示の映像記録のビデオファイルを組み合わせて、各操作がおこった時点での鑑賞者の様子を見ることができるようにしている。このフレームワークを、これまにで開発した展示「計算の庭」のログデータの分析に応用した。ログデータには、計算の庭を歩く鑑賞者がゲートを通ったタイミングと、鑑賞者が歩く様子を記録した映像がある。開発したフレームワークの中で操作記録と映像記録を組み合わせて、どの時点で何がおこっていたかをわかるようにした。
また人間のもつ様々な振る舞いに注目して、その特徴を体験的に見ることができる展示のデザインを行った。その一つとして、手に鉛筆を持つ動作を対象として、その形状特徴を抽出した上で数学的にクラスタリングして、視覚的な特徴に基づく分類を行った。このようなクラスタリングを利用した展示を計画し、基礎データの収集を始めた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] インタラクティブな展示を通した挙動の観察と分析2010

    • 著者名/発表者名
      桐山孝司、佐藤雅彦
    • 雑誌名

      映像メディア学(東京芸術大学大学院映像研究科紀要) Vol.1, No.1

      ページ: 27-41

    • 査読あり
  • [学会発表] Analyzing Human Behaviors in an Interactive Art Installation2009

    • 著者名/発表者名
      Takashi Kiriyama
    • 学会等名
      HCI International 2009
    • 発表場所
      San Diego
    • 年月日
      2009-07-24
  • [学会発表] Characterizing the Space by Presenting Non-Visual Information2009

    • 著者名/発表者名
      Tomohiro Akagawa, Takuji Narumi, Young Ah Seong, Takashi Kiriyama
    • 学会等名
      LOCA
    • 発表場所
      Tokyo
    • 年月日
      2009-05-08

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi