研究概要 |
本研究では,非言語コミュニケーションにおける社会・文化的な要因を工学的アプローチにより定量的にモデル化し,異文化コミュニケーションの支援を行うことを目的とする.非言語行動の分析・モデル化では,日独の文化差や社会的立場の違いによって,また合意形成という特定の目的を持つ会話を行う場合において,頻出する姿勢や頷きの行動が異なることを明らかにし,これを予測するモデルを作成した。さらに, Kinectを用いた姿勢認識システムの実装を行った。国際プロジェクトへの参加や国際会議でのセッション企画を行い,海外の研究者との交流を積極的に行った。
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