日本語の触覚に関するオノマトペを集め、それらの物理特性の主観評価を行ってきた。それぞれのオノマトペのもつ物理特性の主観評価、粘性、摩擦係数、空間周波数、温度の4つのイメージに対して、主観的な5段階評価に基づいたワークショップを前年度、ICCで展示と共に行った。最終年度は、これらの成果を元に、論文をまとめ発表した。こうした成果を、学会での展示等を通じて、より広汎に紹介する機会を増やした。 また、現状未刊行だが、出版社と出版物の制作も開始しており、「音韻と感覚イメージによる触感覚デザインの研究」の成果を、引き続き公表し、企業とのコラボレーションを視野に展開していくことを考えている。
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