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2010 年度 実績報告書

協働参画および研究発想支援のモデルに基づく情報知識発信提供システム

研究課題

研究課題/領域番号 21500235
研究機関筑波大学

研究代表者

石塚 英弘  筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 教授 (50011755)

キーワードディジタルライブラリ / 情報知識システム / Webサーバ / Service Oriented Archltecture / 地理情報システム
研究概要

専門分野の研究者等が協同参画して情報と知識を蓄積し、その情報知識を発信提供することによって研究者を支援し、また研究者の研究上の発想を支援するシステム(以下、本システム)の基幹となる部分:情報・知識の蓄積部、その検索・提供部、研究発想支援部を開発することが本研究の目的である。
各種関係機関が個別に作成した情報群を蓄積し、検索して地図上に表示する地理情報システムについては、インドネシアの津波とその復興情報という貴重な情報群が得られたため、当初の予定を1年早めて着手した結果、22年度末で情報の整備が終り、これらの情報を連携して表示するシステム機能の大半を開発した。そのため、22年8月に国際会議で論文を発表した。この研究は、国際会議後の成果を含めて雑誌論文にする予定である。
別システムとして、北海道の野鳥の分布と土地利用情報とを組み合わせて地図上に表示するシステムを試作した。その過程で、野鳥の分布と土地利用情報の関係が類縁種の食性を示唆することに気づいたが、これは因果関係を用いた類推機能を持つ研究発想支援部に取り入れるべき機能と考えている。また、同システムにおいては情報の検索・提供部の中の地図上に情報を表示する機能としてWebサービス機能を取り入れている。これらの成果は23年度に学会で発表する予定である。
上述のシステム開発に時間を取られた結果、22年度に予定していたアレルギー性疾患の治療薬に関する情報収集、データ整備の作業が遅れているが、23年度に遅れを取り戻せるものと考えている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Interactive Web-based Application for Visualization of Spatial Data of the Four-Years Rehabilitation and Reconstruction Process of Tsunami and Earthquake in Aceh-Nias, Indonesia2010

    • 著者名/発表者名
      Hidehiro ISHIZLTKA, Nizamuddin DJALALUDDIN
    • 学会等名
      14th International Conference on Geometry and Graphics
    • 発表場所
      京都大学(京都府)
    • 年月日
      2010-08-09

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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