研究概要 |
文献の引用データに基づいて大学の研究影響度の指標を導くことを目的として、2年次となる平成22年度は以下の研究を実施した。 1.大学の正規機関の調査 IAU/UNESCO Information Centre on Higher Education,及びWorld Higher Education Data Base 2010を利用し、世界の大学の正規機関名(名称、学部構成、附置機関、住所、キャンパス名、略称、WebURL、メールアドレス)に使用されている言語、文字を調査した。 2.文献データベースの著者所属機関名を正規機関名への変換方法の考察 2-1正答表の作成:文献に記述されている機関名を目視で確認し正規機関名を付した正答表を作成した。 2-2変換手順の考察:文献に記述されている著者所属機関名を正規機関名に自動変換する(名寄せ)手順を検討し、マクロプログラムを作成した。 2-3正答率の向上:正答率が向上するようにマクロプログラムを変更した。 2-4課題の検討:更に正答率を高めるために必要な方法(辞書、手順、不足データ)を検討した。 3.研究成果の執筆 今年度までに明らかになった研究成果を論文にまとめ、紀要に発表した。
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