研究課題
基盤研究(C)
刷り込み行動(インプリンティング)は、臨界期(学習が可能な時期)をもち、短時間の学習によって容易に成立する。また、ヒヨコでも観察されることから、幼少期の学習行動を研究するための良いモデルの一つとなっている。本研究では、この学習行動に関係するヒヨコ脳の神経回路を明らかにし、この回路の活性と刷り込み行動の成立が正に相関していること、この活性化には脳内の主要な神経伝達物質であるグルタミン酸の受容体の一つであり、特に幼少期に多いNR2Bサブユニット含有NMDA受容体が重要であることを解明した。
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http://www.clas.kitasato-u.ac.jp/bio/personal/hamazaki/index2a.html