研究課題
基盤研究(C)
神経回路網を構成するニューロン・グリア群の構造的可塑性に関する神経科学的研究を進め、以下の成果を得た。(1)海馬神経新生は、うつ病への関与が推定される腹側海馬の方が背側海馬よりも加齢により有意に減少することを発見した。(2)海馬アストロサイトの空間分布密度は、認知への関与が示唆される背側アンモン角の網状分子層で加齢により有意に増加することを明らかにした。(3)軸索切断モデルを用いてニューロン・グリア連関に関する研究を行い、ミクログリアではなくアストロサイトが神経細胞保護に関わっている可能性を見出した。
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