研究課題
基盤研究(C)
結節性硬化症では、神経活動的に発現する低分子G蛋白質Rhebが活性化されており、樹状突起スパインの形成障害も見られる。そのメカニズムを解析し、(1)結節性硬化症ニューロンの樹状突起ではミトコンドリアが増加していること、(2)スパイン形成障害はRheb下流のmTORC1の活性化ではなく、Rhebと結合する蛋白質(RBP)の増加によって生じること、などを明らかにした。これらの発見は、結節性硬化症に合併する精神遅滞やてんかん、自閉症などの新しい治療法開発に繋がると考えられる。
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