研究課題
基盤研究(C)
時間認知、特に異なる種類の感覚刺激の呈示時間を識別する脳内機構を解明する目的で、視覚と聴覚の刺激を用いた時間弁別課題を遂行中の動物から、大脳皮質前頭連合野の神経細胞活動を記録した。刺激呈示期には各感覚モダリティに選択的に応答する細胞が多く、時間識別期には感覚種を統合して呈示時間の長短を表現する細胞が見られた。この結果は、異なる感覚種の時間情報が、前頭連合野において、部分的に異なる神経回路で処理されることを示唆する。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (3件)
Invest. Ophthalamol. Vis. Sci
巻: 53 ページ: 387-393
Vision Res
巻: 51 ページ: 174-178
J. Cogn. Neurosci
巻: 22 ページ: 83-96