| 研究課題/領域番号 |
21500420
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| 研究機関 | 独立行政法人国立循環器病研究センター |
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研究代表者 |
中沢 一雄 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究情報基盤管理室, 室長 (50198058)
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| 研究分担者 |
原口 亮 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究情報基盤管理室, 研究員 (00393215)
五十嵐 健夫 東京大学, 情報学環, 教授 (80345123)
池田 隆徳 東邦大学, 医学部, 教授 (80256734)
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| キーワード | バーチャル心臓 / 不整脈 / 危険予測 / 生物・生体工学 |
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| 研究概要 |
Heart Rate Turbulenceをはじめとする多数の心臓電気生理学的指標の臨床データ収集を行い、心臓電気生理学的指標と不整脈の危険(予測)に関する成果を国際学会における招待講演や論文として発表した。バーチャル心臓のモデル化について、不整脈原性右室心筋症(ARVC)・拡張型心筋症(DCM)・左心室留(LV aneurysm)を対象として8例のヒト形状モデルデータを作成し、ヒトの心室筋イオンチャネル・モデルを用いてスーパーコンピュータによるシミュレーションを実行するに至った。一方、幾何制約に基づく実時間の簡易心臓拍動シミュレーション研究の成果を国際学会等で発表した。さらに、関連する技術を応用し、スケッチ入力による心臓の形状変形と簡易な血流シミュレーションが可能なシステムの開発を行った。スパイラルリエントリーのダイナミクスのファイラメント解析を行い、心壁内の心筋線維走向や心室較差(活動電位のばらつき)に関して不整脈の危険予測に繋がるシミュレーションの結果を国際学会等で発表した。一方、持続性の心房細動に対しアブレーション治療を前提としたシミュレーション結果を論文として発表した。スーパーコンピュータを使ったバーチャル心臓のシミュレーション結果について招待講演等を行った。バーチャル心臓における研究をシステムバイオロジーとして捉え、イオンチャネル(モデル)との関連において遺伝性不整脈の解説を発表するに至った。
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