研究概要 |
好アルカリ性Bacillus sp. J813株由来キチナーゼは,触媒ドメイン,フィブロネクチンタイプIII様ドメイン(FnIIID)およびキチン結合ドメイン(ChBD)から構成される。Arg-Gly-Asp(RGD)配列は,細胞外マトリックス分子フィブロネクチン中に存在し,細胞表面レセプターのインテグリンを介して細胞と相互作用する。RGDを融合した各種FnIIID/ChBDおよびChBDタンパク質を調製し,その性質を調べた。融合タンパク質はキチン結合能,インテグリン結合能および細胞接着能を示した。
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