研究課題
基盤研究(C)
リポカリン型プロスタグランジンD合成酵素(L-PGDS)は,難水溶性抗不安剤であるジアゼパム(DZP)を可溶化した。DZP/L-PGDS複合体は,マウス経口投与により,カルボキシメチルセルロース懸濁DZP投与と比較して,ペントバルビタール誘導麻酔時間を延長した。この結果は, L-PGDSが難水溶性薬剤に対する輸送体として利用できることを示した。本DDSの利用により,様々な難水溶性薬剤を臨床応用できる可能性が示唆された。
すべて 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (12件) 備考 (1件) 産業財産権 (2件)
J. Control. Release
巻: 159巻 ページ: 143-150
Biochem. J.
巻: 443巻 ページ: 75-84
J. Biochem.
巻: 151巻 ページ: 335-342
J. Neurochem.
巻: 120巻 ページ: 279-291
J. Struct. Biol.
巻: 169巻 ページ: 209-218
http://www.bioinfo.osakafu-u.ac.jp/~inuit/