研究課題
基盤研究(C)
漏斗胸は胸郭の陥没変形を主症状とする先天性疾患である。漏斗胸の治療方法として近年行われているのは、肋間よりU字型の金属矯正バーを胸骨の後面に挿入したのち、バーを180度回転することにより胸郭中央部の陥没を修正する方法(ナス手術)である。この方法は手技的には簡便ではあるが、施術したあとに胸郭がどのような形態をとるのかが予測しにくいという不利点を伴っていた。そこで申請者らは、有限要素法を用いた3次元力学シミュレーションにより、同手術法を施行した後の胸郭形態を予測する方法を開発した。
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