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2010 年度 実績報告書

呼吸リハビリテーションのための遠心性収縮ペダリングシステムの開発と臨床応用

研究課題

研究課題/領域番号 21500469
研究機関京都大学

研究代表者

玉木 彰  京都大学, 医学研究科, 准教授 (70269851)

研究分担者 市橋 則明  京都大学, 医学研究科, 教授 (50203104)
室 繁郎  京都大学, 医学研究科, 助教 (60344454)
キーワード呼吸リハビリテーション / 閉塞性肺疾患 / 遠心性ペダリング / 自転車エルゴメーター
研究概要

昨年度の研究において,第一段階で開発した遠心性収縮ペダリングシステムのマイナス負荷強度は約-120W程度であった。この負荷強度でのトレーニングではVO2maxの25%程度までの負荷しかかけることができなかったため,この程度のマイナス負荷では,遠心性収縮ペダリング運動による大腿部にかかる負荷が筋力トレーニングの強度としては低く0効果があまり得られないということが課題であった。
そこで本年度は,昨年度に実施した研究結果より明らかとなった課題(マイナス負荷強度に関する問題)への対処を中心に実施し,マイナス負荷の強度を約・240Wまで可能とするシステムの修正を行った。
次にこのシステムの負荷量における精度を確認するために,自転車エルゴメーターに表示される負荷量と実負荷の関係を分析した。その結果,換算式(実ワット)=0.8077×(表示値)-3.200と結果が得られた。
すなわち表示される負荷量が-50Wの場合は-43.6W, -100Wの場合は-84.0W, -150Wの場合は-124.4W, -200Wの場合は-164.7W,そして-240Wの場合は-205.1Wとなり,昨年のシステムに比べ,筋力トレーニングとして使用可能なシステムとなった。したがって,今後は新しいシステムを使ったトレーニングの効果について検討していく予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Effect of early implementation of electrical muscle stimulation to prevent muscle atrophy and weakness in patients after anterior cruciate ligament reconstruction2011

    • 著者名/発表者名
      Hasegawa S, Tamaki A, et al
    • 雑誌名

      Journal of Electromyography and Kinesiology

      巻: (in press)

    • 査読あり
  • [図書] 15レクチャーシリーズ 内部障害理学療法学 呼吸2010

    • 著者名/発表者名
      玉木彰
    • 総ページ数
      175
    • 出版者
      中山書店

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公開日: 2012-07-19  

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