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2010 年度 実績報告書

手段的日常生活活動の遂行能力と参加を高める訪問リハビリテーションの介入方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21500481
研究機関茨城県立医療大学

研究代表者

齋藤 さわ子  茨城県立医療大学, 保健医療学部・作業療法学科, 教授 (70315688)

キーワードIADL / リハビリテーション / 活動遂行練習 / 有能感 / 高齢者
研究概要

22年度は、身体制限を伴う高齢成人(60~80歳)を対象に下記の研究疑問を明らかにするためデータ収集を行った。軽度介助が必要である手段的日常生活活動(以下IADL)領域の、
(1)ある活動を療法士と共に3回の遂行練習を繰り返してした場合、IADL能力、遂行有能感新たな遂行方法の受け入れ、実際に生活で遂行しようとする意志、にどのような変化があるか。あるとすれば、変化を得るのに繰り返し練習は何回程度必要か。
(2)異なる様々な活動を対象者が療法士と共に3回の遂行経験を積むと、IADL能力、遂行有能感、実際に生活で遂行しようとする意志、に変化はあるか。
上記の研究疑問ごとに対象者をランダムに群分けを行い、各10名づつのデータ収集を行った。20名の対象者能力のベースラインは、先行研究とほぼ同じ能力の範囲の人であることが確認され、本研究の目的の一つである先行研究と比較検討ができる可能性が高いことが確認された。また、本研究で用いている活動リストの活動が、20名全員にとって高齢の対象者にとってなじみのある活動であり、男女にかかわらず1)グループも2)グループでもランダムに振り分けに問題がないことが明らかになり、本研究の手段に妥当性があることも確認された。若年成人とは異なる療法士への関わりや遂行へのアドバイズへの反応が認められ、それがIADL能力の変化にも影響がおよぶと考えられ、若年成人とは異なる結果がでる可能性も示唆された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 身体制限を伴う成人のIADLの再獲得-作業療法介入の有無によるIADL能力の変化-2010

    • 著者名/発表者名
      三瓶祐香, 斎藤さわ子, 他2名
    • 学会等名
      第44回日本作業療法学会
    • 発表場所
      仙台市博物館(仙台)
    • 年月日
      2010-06-12

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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