研究課題/領域番号 |
21500492
|
研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
小山 祐司 東海大学, 医学部, 助教 (80266444)
|
研究分担者 |
笠原 隆 東海大学, 医学部, 助教 (00366014)
児玉 三彦 東海大学, 医学部, 助教 (90317777)
花山 耕三 東海大学, 医学部, 准教授 (80189589)
正門 由久 東海大学, 医学部, 教授 (10173733)
|
キーワード | 舌骨上筋群 / 筋力強化 / 開口 / 舌筋 |
研究概要 |
研究代表者の異動(関連のある同医学部附属病院へ)が平成21年度途中で明らかとなったため、現在の研究機関で平成21年度に予定していた研究計画を完結できないことが明らかとなった。 このため平成22年度以降の研究への影響も踏まえ、平成21年度は研究の核となる設備備品(2次元運動解析ソフトウエアおよび筋電バイオフィードバックユニット等)の購入と、その動作確認(嚥下造影検査の画像データにおける嚥下時の舌骨運動から舌骨上筋群の%MCV設定まで)にとどめた。さらに開口訓練実施に先立ち、舌骨上筋群の筋力強化に対して、より効果的な開口負荷時の舌のポジションについて予備的検討(文献的考察を含む)をすすめた。 また異動先での研究環境における問題点を整理し、本研究が完結できるように、必要とされる確認と手続きをすすめた。 その結果、異動先の2年間において、設備備品の使用に支障はなく、本研究期間(計3年間)で予定していた被検者(健常人6名以上と患者16名以上)を研究期間内に十分確保できることをシミュレーションできた。 さらに異動先は、平成22年度以降の研究計画において、研究代表者が現在勤務する研究機関よりも咽頭期に運動障害がある被検者への二重盲検RCTの協力体制が得やすいことを確認できた。 これにより、平成21年度研究計画にあげた、健常人を対象とした開口訓練によるデータの蓄積は、平成22年度の研究において、あわせて可能と考えられた。
|