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2010 年度 実績報告書

バリスティックな跳躍運動における二関節筋と一関節筋を含む筋系の協調制御

研究課題

研究課題/領域番号 21500585
研究機関富山大学

研究代表者

鳥海 清司  富山大学, 人間発達科学部, 教授 (60227676)

キーワード生物・生体工学 / 機械力学・制御 / 制御工学 / 協調制御 / 二関節筋
研究概要

垂直跳び,立幅跳び,およびその中間的な跳躍を分析対象の運動にした.その際,手を腰にとって反動動作を用いないで,スクワット姿勢から跳躍をした.大殿筋,内側広筋,外側広筋,大腿直筋,ハムストリングス(大腿二頭筋長頭,半腱様筋,半膜様筋),腓腹筋,ヒラメ筋,前脛骨筋を被験筋として,筋電図を導出した.運動中の筋長を算出するため,運動中の解剖学的計測点の座標値を得るため,ビデオ撮影した.実験条件は(1)跳躍距離(grading)を変化させる,(2)跳躍の方向(spacing)を変化させる,の2条件であった.
Gradingと筋長-筋活動の関係における実験条件:Gradingの条件として,最大努力の跳躍距離を100%とし,20%,40%,60%,80%で実施した.
Spacingと筋長-筋活動の関係における実験条件:Spacingの条件として,解剖学的な軸の設定に従い,被験者の矢状面の前後方向をy軸,上下方向をz軸とした.角度や回転については,y軸からz軸に向かう反時計回りを正とした.このような定義において,跳躍角度を30度,50度,70度,90度,110度,130度で実施した.
現在,ビデオから座標値を算出するまでとEMGの波形処理を行ったところであるが,今後,ビデオからのデータとEMGとの同期化を図り,動作中の筋長の変化とEMGの変化の関係について明らかにしていく.

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公開日: 2012-07-19  

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