研究課題/領域番号 |
21500616
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
二宮 浩彰 同志社大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50284782)
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研究分担者 |
工藤 康宏 神奈川大学, 人間科学部, 准教授 (30410864)
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キーワード | スポーツ・ツーリズム / 動的モデル / 観光資源 / インフラストラクチャー / ステークホルダー / ニセコ / 外国人旅行者 / デスティネーション |
研究概要 |
本調査研究では、北海道ニセコ地域を対象として、スポーツ・ツーリズムについての調査研究を実施した。まず、ニセコ地域のスポーツ・ツーリズムに関係する資料を収集した。そして、ニセコ地域の観光振興を担うニセコプロモーションボード(一般社団法人)を訪問し、事務局長から事業展開や外国人旅行者の動向についての聞き取り調査を実施した。 収集した資料をまとめて、Highman(2007)がスポーツ・ツーリズムの観光資源開発にかかわる研究領域として提示した、ツーリスト需要、ツーリズム開発、サービス部門の開発、イベントのスポーツ・ツーリズム、デスティネーションでのビジター体験、デスティネーションの観光資源、デスティネーションのメディア市場、デスティネーションのイメージ、デスティネーションの特性、観光シーズンのパターン、といった観点から、スポーツ・ツーリズムの動的モデルとの整合性について検討を行う。以上の手続きをとおして、北海道ニセコ地域のスポーツ・ツーリズムの動的モデルを構築し、スポーツ・ツーリズムの観光資源を目的に訪日している外国人旅行者の動態について把握していく。
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