研究課題/領域番号 |
21500643
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
大貫 義人 山形大学, 地域教育文化学部, 教授 (80107036)
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研究分担者 |
鈴木 漠 山形大学, 地域教育文化学部, 教授 (80334788)
小林 淳子 山形大学, 医学部, 教授 (30250806)
叶谷 由佳 山形大学, 医学部, 教授 (80313253)
大森 桂 山形大学, 地域教育文化学部, 准教授 (50344784)
楠本 健一 山形大学, 地域教育文化学部, 講師 (90398008)
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キーワード | 審体力テスト / 保健指導 / 肥満 / 児童 / 咀嚼指導 |
研究概要 |
(1)児童の体力の実態調査 新体力テストになってから今日までの新体力テストの測定結果を用いて経年的に分析を行なった。また、新体力テストにて聴取している生活習慣と体力測定値の関連、測定値間の関連について分析を行なった。さらに国内外で子どもの健康、体力に関する文献レビューを行い、子どもの健康、体力に関連する生活習慣について質問紙項目を検討した。 (2)保健指導について 小学校を中心に、子どもの肥満対策としての保健指導の実態を把握し、効果的な保健指導プログラムを提案する。また、咀囑指導の実態調査を加えた。 (3)食育について 山形県内の全小学校および中学校を対象に、給食の実施状況および食育の実施状況についてアンケート調査を行う。調査項目は、給食実施状況については、給食形態(完全・捕食・ミルク、センター方式、自校方式)、職員(栄養士配置有無、未配置校への訪問回数、調理員数)、食育実施状況については、実施方法(TT、栄養士、外部講師による講演等)、実施回数、実施内容である。 これらの結果、咀爵指導では医療関係者が直接指導するだけでなく、小学校の教員が自主的に指導することの重要性が指摘された。また、児童生徒における体格と体力の検討を肥満児と低体力児についての地域差を調べた。肥満児は男女とも山形県北部と南西部に多かった。これらの地域は山岳地に隣接し、寒冷豪雪地にある。低体力児は都市部に多い。
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