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2013 年度 実績報告書

身体活動(運動・生活活動)がメタボリックシンドロームに及ぼす影響の研究

研究課題

研究課題/領域番号 21500648
研究機関福井県立大学

研究代表者

平井 一芳  福井県立大学, 看護福祉学部, 准教授 (90345679)

研究分担者 梅村 朋弘  愛知医科大学, 医学部, 講師 (10401960)
佐藤 一博  福井大学, 医学部, 准教授 (40262620)
日下 幸則  福井大学, 医学部, 教授 (70135680)
田村 太朗  福井大学, 医学部, 助教 (90509291)
研究期間 (年度) 2009-04-01 – 2014-03-31
キーワード社会医学 / 健康科学 / ヘルスプロモーション / 運動疫学 / Metabolic Syndrome
研究概要

平成25年度の研究では、2009年と2013年の特定健診を受診した大学医学部附属病院の40歳以上の教職員のうち、2009年(ベースライン)にMetabolic Syndrome(以下、MS)非該当軍であった235名を対象とし、身体活動を含む生活習慣がMetabolic Syndrome(以下、MS)発症に及ぼす影響の縦断的検討を行った。
【方法・解析】健診結果と問診票項目(身体活動、食習慣、体重変化、睡眠・休養、喫煙、飲酒)を以下の通りデータ処理した。1.身体活動については厚労省の「健康づくりのための運動指針 2006」を引用し健康づくりのための身体活動基準2013」で示されている基準値23METs・h/週をカットオフ値として23METs・h/週以上を運動群、23METs・h/週未満を非運動群とした。2.MS発症については2009年から4年後(2013年)に予備軍または該当軍となった者をMS発症群、4年後も非該当軍であった者を発症なし群とした。3.MS発症を従属変数、ベースライン(2009年)の性、年齢、身体活動、歩行速度、1年間の体重変化、早食い、遅い夕食、夜食・間食、朝食、睡眠・休養、喫煙、飲酒を独立変数とした2項ロジスティック回帰分析(ステップワイズ法:F値≦0.05)を行った(p<0.05)。
【結果】独立変数に性、朝食、睡眠・休養が採択され、オッズ比の大きい順に性(5.411, 95%CI:2.001-14.633,男性/女性)、睡眠・休養(2.726, 95%CI:1.077-6.901不十分/十分)、朝食(0.297, 95%CI:0.105-0.839,朝食/欠食)であった。
【意義・重要性】身体活動が腹囲減少、喫煙が腹囲増加、腹囲と中性脂肪減少およびベースライン時HDL-CがHDL-C増加、身体活動がHDL-C減少に影響を及ぼすことが明らかになった。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014 2013

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 職域におけるMetabolic Syndrome発症の生活習慣因子の影響-縦断研究(4年間)-2014

    • 著者名/発表者名
      平井一芳
    • 学会等名
      第84回日本衛生学会
    • 発表場所
      岡山県岡山市 岡山コンベンションセンター
    • 年月日
      20140527-20140527
  • [学会発表] 職域における身体活動とMetabolic Syndromeの構成因子との関係について-縦断的解析-2013

    • 著者名/発表者名
      平井一芳
    • 学会等名
      第72回日本公衆衛生学会
    • 発表場所
      三重県津市 三重県総合文化センター
    • 年月日
      20131025-20131025

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公開日: 2015-05-28  

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