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2010 年度 実績報告書

栄養組成が肥満、糖脂質代謝、動脈硬化に与える影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21500678
研究機関筑波大学

研究代表者

鈴木 浩明  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (40344890)

研究分担者 高橋 昭光  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (70344893)
矢藤 繁  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (50451703)
小林 和人  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (30455935)
キーワード糖尿病 / 脂質異常症 / 肥満 / 食事療法 / 頸動脈硬化
研究概要

本研究では、日本人2型糖尿病患者の適切な食事療法を明らかにするために、主食の違いによる糖・脂質代謝および血管内皮機能に与える影響について検討することと、日本人2型糖尿病患者の食事療法として、低脂肪食と低炭水化物食が2型糖尿病の体重、糖脂質代謝、動脈硬化マーカー、生活の質に与える影響についてランダム化比較試験によって検討することを目的とする。
1.主食の種類と食後高血糖・食後高脂血症に関する検討
筑波大学附属病院入院中の2型糖尿病患者を対象に朝食の主食をごはん食とした場合とパン食とした場合の、血糖、インスリン、トリグリセリドの変化について、クロスオーバー法を用いて検討をしている。平成21年度は5名の患者で検討を行った。平成23年3月に追加検討を予定していたが、東北関東大震災の影響で平成23年4月以降に延期となった。
2.食事療法の種類が糖脂質代謝、動脈硬化に与える影響に関する検討
筑波大学附属病院外来通院中の2型糖尿病患者を炭水化物比率が55%の低脂肪食群と、40%の低炭水化物食群にランダム化し、体重、体組成、糖脂質代謝、IMT、酸化ストレスマーカー、QOLの変化について検討を予定している。
3.脂肪酸分画と冠動脈病変
2の進行が遅れているため、冠動脈CTを指標に、脂肪酸分画と冠動脈病変について検討を加えた。現在のところ35例について解析を行い、冠動脈の不安定プラークの存在と脂肪酸分画には有意な関連は認めなかった。現在、症例数を増やして検討中である。

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公開日: 2012-07-19  

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