研究課題
基盤研究(C)
サポシンBは脂溶性のコエンザイムQ10と結合してこれを可溶化する.本研究は小腸におけるサポシンBの役割解明を目的とした.小腸モデルとしてCaco-2細胞を用い,遺伝子工学手法を用いてサポシンB前駆体タンパク質プロサポシンノックダウン株を作製したところ,細胞内コエンザイムQ10量が低減した.細胞を3次元培養したところ,プロサポシンノックダウン株では経上皮電気抵抗値が上昇せず,タイトジャンクション形成がうまくできないことが明らかとなった.
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