研究課題
基盤研究(C)
高トリグリセリド(TG)血症は心疾患の危険因子の一つである。高TG血症の成因として、循環血中のTG分解に関与する主酵素であるリポ蛋白リパーゼ(LPL)異常がある。LPL活性?蛋白低値の高TG血症者において、LPL遺伝子異常のS193R/I194T複合へテロ接合体が見いだされた。LPL活性・蛋白低値者にもかかわらず、LPL遺伝子に変異が見つからないケースに関して、血漿中にLPL阻害物質が見いだされた。この検出にはウエスタン法ではなく、LPL活性阻害を測定することが必須であることが示された。
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日本臨床
巻: 67巻増刊号 ページ: 443-450