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2009 年度 実績報告書

昭和時代の食物に関する記述データの保存と食文化史的解析-新聞・雑誌・書籍-

研究課題

研究課題/領域番号 21500764
研究機関昭和女子大学

研究代表者

大橋 きょう子  昭和女子大学, 生活機構研究科, 教授 (60276615)

キーワード食文化 / 食生活 / 昭和時代 / 新聞 / 食品 / 栄養 / 調理
研究概要

【目的】本研究課題は、昭和時代の食物および食生活の実態を史実に基づいて明らかにすることを目的とするものである。昭和元年(1926)から高度成長期に至る昭和36年(1961)までを昭和時代前半期と捉え研究に取り組む。特に食生活において変容と発展を遂げた、太平洋戦争後の復興から高度成長期に至る時期の食物および食生活を明らかにする。
【方法】本年度は、昭和元年から昭和20年の太平洋戦争終結までのおよそ20年間について調査を行った。東京朝日、読売、北海タイムス、河北新報、神戸又新日報、山陽新報6社の新聞を資料とし、対象期間に掲載された食生活に関する記述を収集した。収集記事を栄養・食品・調理に分類整理し、データ保存を行った。
【結果】掲載記事の量および内容は年により様々であった。また社会状況も大きく変化を遂げた時代であったため、昭和20年間を4期に分け、各期における栄養・食品・調理に関する内容をまとめた。収集した件数は、I期:昭和2年~5年:食品585件、栄養411件、調理1,603件、II期:昭和6~10年:食品601件、栄養346件、調理1,313件、III期:昭和11~15年:食品387件、栄養252件、調理878件、IV期:昭和16~19年:食品979件、栄養275件、調理382件、昭和20年は3項目に分類が困難であったため、これらを含む食関連記事415件であった。
以上、食品・栄養・調理および食関連記事合計8,427件の保存データを、現代的手法による検索(年月別・項目およびキーワード別等)が可能なデータベースの作成準備を進めた。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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