研究課題
基盤研究(C)
固形腫瘍が増大するには栄養成分や酸素の供給が必要であり、そのために局所的な血管網の伸長(血管新生)が誘導されることが近年明らかにされている。こうした腫瘍血管新生の阻害が癌治療の新戦略として有効であることが臨床レベルで既に証明されており、これを応用して癌の予防・再発防止に利用できる食品を開発するための基礎研究を実施した。その結果、様々な植物抽出物やその活性成分が血管新生抑制活性を有することを示し、その血管新生抑制の分子メカニズムの比較を行った。
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