研究課題
基盤研究(C)
マウスを用いた母乳哺育実験により、母親の摂取した食餌タンパク質に対する免疫寛容およびアレルギー症状の予防が母乳哺育を介して仔マウスに誘導されることが証明できた。これらの現象の誘導因子は母乳中に分泌されたIgA免疫複合体であると考えられる。したがって、母乳は食物アレルギー予防の天然の飲むワクチンとして機能しており、母乳哺育がすでに離乳食の開始である可能性が示唆された。
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日本栄養・食糧学会誌
巻: 65 ページ: 12-19