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2009 年度 実績報告書

日本の探究学習が進化するために必要な方略に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21500834
研究機関京都教育大学

研究代表者

村上 忠幸  京都教育大学, 教育学部, 教授 (20314297)

研究分担者 広木 正紀  京都教育大学, 教育学部, 名誉教授 (30115977)
キーワード探究学習 / 教員研修 / コミュニケーション / コアサイエンスティーチャー / messing about / アゲハチョウ / 探究プロセス / 日本型探究学習
研究概要

(1) 「前仮説段階を考慮した探究過程」においてmessing aboutの発想を適用した日本型探究学習の探究プロセスの概念構築をした。
1)探究学習の教員研修を企画し、校内研修、校外研修(大学、免許更新講習、教育員会)で実施した。アンケート等によって評価した。2)探究学習の授業開発を、実践した。
3)探究過程における日本型探究学習における前仮説段階・messing aroundの意義づけについての系統的な整理についてコミュニケーションの観点を入れて、体系化した。
4)関係した内容のシンポジウムを2件実施した。コアサイエンスティーチャーサミット(2月)、アゲハチョウサミット(2月)。
(2) 前仮説段階とmessing aboutを考慮した理科学習、自然学習、総合学習の教材・プロセスの開発を継続して行い、質の高い教材・プロセス開発をした。
1)探究学習に適する教材の開発をした。2)探究学習授業プロセスの開発と授業実践を行った。3)探究に基づくカリキュラムの可能性の検討した。
(3) 開発した教材・プロセスの教員養成・教員研修の場での実践を継続し、国内外でその有効性を検討した。1)教員研修プログラムの作成と実践を行った。2)フィンランド教員研修(9月)、オランダ・英国教育研修(現職教員・学生、3月)
(3) 教員の仮説設定に至る探究的な資質・能力の開発・向上に有効な方略の創出・構築を図った。特にコアサイエンスティーチャーの発想による教員の研修を行った。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 理科の探求学習の新展開-messing about とコミュニケーション-2010

    • 著者名/発表者名
      村上忠幸
    • 雑誌名

      京都教育大学教育実践記要 10

      ページ: 91-100

  • [雑誌論文] 核酸を化学で捉える2009

    • 著者名/発表者名
      畑宗平, 村上忠幸
    • 雑誌名

      化学と教育 57巻7号

      ページ: 342-345

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 脂質分子構造による分類と機能2009

    • 著者名/発表者名
      畑宗平, 村上忠幸
    • 雑誌名

      化学と教育 57巻8号

      ページ: 386-389

    • 査読あり
  • [学会発表] 課題研究「理科のコアティーチャーのすがたを探る」2009

    • 著者名/発表者名
      村上忠幸
    • 学会等名
      日本理科教育学会第59回全国大会
    • 発表場所
      宮城教育大学
    • 年月日
      2009-09-18

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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