研究概要 |
鈴木:教育現場における授業実践を踏まえ,小学校における算数的活動は原理・技能・応用を要とする必要のあることを示した。また,応用力を養成する観点から,中学校第1学年の生徒を対象に,Hewlett・Packardを用いたProgramming教育実験を実施した。 守屋:ドイツのカールスルーエ教育大学と玉川大学・京都教育大学の両学生・院生によるTV会議を使った遠隔協同学習を行い,日時計を教材化し中学3年生を対象に教育実験をした結果や高校2年生を対象とした指導プラン等を交流した。また,訪独して,日時計の教材化をドイツ学生に指導したり,中等学校のテキスト等の資料を収集したりした。 柳本:オーストラリアのクィーンズランド州における数学的モデリング教材について,A.B.Paterson大学のMathematical Modeling Challenge Programに参加しそ調査を行った。また,クロマグロ減少問題をテーマにした数学的モデリングの教材開発を行い、中学1年,2年,3年生を対象に教育実践を行い,教材の適性と生徒の認識を調べた。 渡邊:小学校を中心として,数学的活動(算数的活動)の問題点を探り,その打開策を検討した。そして,実際に数学的活動(算数的活動)に関する教材を開発し,その一部について教育実践を行い,その妥当性を検証した。
|