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2009 年度 実績報告書

中学校における計測・制御技術の科学的理解力を伸ばすロボット教材の研究

研究課題

研究課題/領域番号 21500868
研究機関静岡大学

研究代表者

紅林 秀治  静岡大学, 教育学部, 教授 (60402228)

キーワード技術・家庭 / 計測・制御 / 技術教育 / ヒューマノイドロボット
研究概要

1.教材提示用脳機能マップの開発
人間の持つフィードバック制御機能に関して、関西医科大学の山田久夫教授の助言に基づき「生理学」の内容に基づき教材提示用脳機能マップの製作を行った。人体の機能の中で、バランス制御の仕組みについてイメージでできるようにするため、耳の三半規管の仕組みや傾き検知等の図示化を試みたが、神経伝達、脳による判断等を正確にわかりやすく表現することにやや問題があるため、現在修正中である。
2.教材用ヒューマノイドロボットの開発
教材用ヒューマノイドロボットを開発した。プログラムによるロボットの歩行動作は可能となったが、歩行バランスの傾きの検出に加速度センサーを利用したものを試作した。ところが、加速度センサーでは瞬間的な傾き等は検出できるが、姿勢の状態についての情報が得られないため現在制御基板を修正中である。
3.22年度の取り組み
本年度は、姿勢制御ができるヒューマノイドロボットを完成させ、中学校教員と具体的な授業プランを相談し実践する予定である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 自律型3モータ制御ロボット教材を用いた授業による学習効果の検討2009

    • 著者名/発表者名
      紅林秀治
    • 雑誌名

      日本産業技術教育学会誌 51巻3号

      ページ: 37-44

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 制御プログラム学習における中学生の学習効果2009

    • 著者名/発表者名
      紅林秀治
    • 雑誌名

      日本産業技術教育学会誌 51巻4号

      ページ: 47-56

    • 査読あり
  • [雑誌論文] インバースマニュファクチュアリングを取り入れたものづくり学習の試み2009

    • 著者名/発表者名
      紅林秀治
    • 雑誌名

      静岡大学教育学部研究報告 (教科教育学篇) 41号

      ページ: 131-140

    • 査読あり
  • [学会発表] 計測を取り入れたロボット制御教材2009

    • 著者名/発表者名
      紅林秀治
    • 学会等名
      情報処理学会 コンピュータと教育研究会
    • 発表場所
      静岡県立大学
    • 年月日
      2009-05-23
  • [図書] ドリトル、eBASICによる計測・制御とプログラミング2009

    • 著者名/発表者名
      紅林秀治
    • 総ページ数
      89
    • 出版者
      イーテキスト研究所

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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