申請者は、中学校における脳科学を取り入れた新しい科学・技術教育教材とカリキュラムの開発を行った。中学生が製作可能な教材用2足歩行ロボットを開発し、それを用いて人体のバランス制御機構と対比させながら歩行制御プログラムを作成する学習モデルを作り実践した。実践した結果2足歩行ロボット教材を用いた計測・制御学習では、次の2つの能力(1)「バランス(重心の移動)を考えて制御プログラムのアルゴリズムを作成できる能力」(2)「自分の体の動きから制御プログラムのアルゴリズムを作成できる能力」が身につくことがわかった。
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