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2010 年度 実績報告書

科学的リテラシーの評価枠組みによる地域の科学技術教育資産の活用と連携

研究課題

研究課題/領域番号 21500884
研究機関芝浦工業大学

研究代表者

佐藤 正行  芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (10516595)

研究分担者 小山 浩幸  芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (40052881)
穂坂 明徳  芝浦工業大学, 工学部, 教授 (70308675)
菅沢 茂  芝浦工業大学, 工学部, 教授 (00376849)
キーワード科学教育 / 科学的リテラシー
研究概要

地域の教育資源を効果的に活用した科学技術の学習支援システムを開発し、初等中等教育の理科授業の支援を目的としている。一斉授業と課題解決型の学習を組み合わせることで、授業単元と学外の教育資源を結びつけ、基礎知識の定着と活用が組み合わされた学習システムを提案し、その効果を検証しようとしている。
(1) 前年度に開発した日本科学未来館との地球環境に関する学習システムを公立中学生100名ほどに適用し、その学習効果を検証した。学習の自己意識の調査の結果、事前事後で統計的に有意の差をもって学習効果があることが確認できた。日本理科教育学会にて口頭発表した。日本科学未来館からも口頭発表を行った。
(2) 前年度に開発した日本科学未来館の常設の2つの展示と授業を結びつける学習システムを、200名程度の高校生に適用し、その学習効果を検証した。学習の自己意識の調査の結果、学習の事前事後で統計的に有意の差をもって学習効果を確認できた。現在、日本科学技術教育学会に論文投稿予定。夏に学会で口頭発表予定
(3) 本学習システムを、中学生、高校生、大学生、大学院生に適用し、それぞれデータ件数30件程度の規模のパイロット調査を実施した。発達段階における科学館活用の学習効果についての本調査の準備が整った。
(4) 昨年開発した5つの大学研究室を題材にした学習プログラムを作成した。今年度中高生に適用し、学習効果を検証する準備を整えた。
(5) 教育社会学の視点からの学校と地域教育資源との連携についての理論構築について、学習の実践データと照合し、その意義について検証することができた。
研究成果をまとめ、目的に対して論文投稿、学会発表する準備が整いつつある。課題を整理し、今後の取り組みへの計画に入ることができる段階となった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 地域の科学技術教育資源を活用した学習支援の提案2010

    • 著者名/発表者名
      佐藤正行、谷村優太、橋本裕子、蓮沼一美、奥田宏志、若月聡
    • 学会等名
      日本理科教育学会
    • 発表場所
      山梨大学
    • 年月日
      20100000
  • [学会発表] 大学教育機関と連携した科学館活用授業の開発2010

    • 著者名/発表者名
      蓮沼一美、松島淳一、佐藤正行、奥田宏志、谷村優太、橋本裕子
    • 学会等名
      日本理科教育学会
    • 発表場所
      山梨大学
    • 年月日
      20100000

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公開日: 2012-07-19  

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