研究分担者 |
小林 辰至 上越教育大学, 大学院・学校教育研究科, 教授 (90244186)
干場 英弘 玉川大学, 農学部, 教授 (50453668)
木村 吉彦 上越教育大学, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (90175307)
尾崎 司 東京家政大学短期大学部, 保育科, 講師 (40424634)
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研究概要 |
平成21年度の本研究の目的は,幼児・学童期,特に幼小連携における持続可能性教育における科学性を育む身近な自然体験の活用に関する先進事例をドイツに求め,その実踏調査と継続活動調査を依頼し,意義や効果,理想的なあり方などを探ることとした。 そして,1992年に実施されたリオの環境国際会議以降「持続可能な社会および未来」に向けて国家レベルでの素早い対応がとられ,政策的な内容が盛んに議論されており,政策的な取り組みにも教育の必要性が前面に打ち出されているドイツの主要3都市に着目し,既に実績のあるベルリンのNGO「緑が学校を作る」協会代表:Ortrud Kuhl・ミュンヘン教育委員会職員であり現地幼稚園教諭も行っており環境教育に詳しいYukiko Berger・フランクフルト近郊で日本学科があり教育に詳しいトリアー大学講師:担当下羽友幸の3名をドイツ側の窓口として,日本側は大澤・尾崎が窓口となり,平成21年度の実踏調査と現地での継続活動調査の依頼活動の実施を目指した。しかし,当初予定していたフランクフルト(トリアー大学講師:担当下羽友幸)は,先方の事情により本年度の調査を延期し,翌年に実施することとなった。 主要2都市における実踏調査と継続活動調査を実施し,その先進性や手法の具体的な知見を持ち帰り議論・検討し,その成果は研究紀要論文・学会発表・図書にて公表した。
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