保育における「自然の意義」を明確に示し、保育現場に啓発するとともに、実施を困難にしている現状の打開策の検討やモデル実践を提案した。植物あそびなどの自然に親しむ保育事例から、五感をつかう、想像力や探究心を働かせる、考えを言葉で表現する、知的好奇心や探求心などが豊かになるなど、育つ力が示された。保育者が困難を感じている植栽や管理、植物遊びなどに対して助言を行い、保育現場での積極的取り組みを支援した。さらに、モデル的保育実践として「宿泊型の自然体験教室」を開催し、保護者アンケートなどから意義と課題を示した。
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