研究課題/領域番号 |
21500891
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研究機関 | 広島商船高等専門学校 |
研究代表者 |
清田 耕司 広島商船高等専門学校, 練習船広島丸, 准教授 (50216503)
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研究分担者 |
水井 真治 広島商船高等専門学校, 商船学科, 教授 (50249843)
薮上 敦弘 広島商船高等専門学校, 練習船広島丸, 助教 (60610061)
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キーワード | 体験学習 / 海洋環境教育 / アマモ / ふるさとの海 / 舟艇の活用 |
研究概要 |
この研究は、小型舟艇を用いて正の環境要因であるアマモ観察を取り入れた海洋体験学習と、ふるさとの海・瀬戸内海を「考え・学び・愛する」体験学習のプログラムの開発、学習講座の提供・実施を目指し、将来的には近隣の小中学校と連携して、中等教育から高等教育の間で不足している海の教育の一助とならんことを目標とするものである。 1.観察資材(消耗品)購入及び体験学習の対象機関(中学校)からの要望を考慮し、海洋環境教育対象者用のプログラムを作成した。 2.近隣中学校において、「総合学習の時間」に実施したプログラムでは、体験前に海・船への誘い・慣海性を養うための事前出前授業を実施した。事前授業は、導入だけではなく、その後実海域での体験までの期間に、海へ関心を持たせることを目的とした。 3.公開講座・体験航海等の行事の中で、小・中学生・一般市民対象に各行事・対象者に合わせたプログラムを開発して実施した。また、文化祭(商船祭)等の一般公開時に、海洋への関心を高めるため体験学習などで使用している資料を展示発表した。 4.体験学習実施後のアンケート及び聞き取り調査から、参加者のほとんどが海洋環境や郷土の海に関心を持つ動機付けになったとの結果を得ることが出来た。 5.3年間の研究実績について、高専フォーラム、日本野外教育学会及び高専シンポジウムにおいて講演発表を行った。また、広島商船高等専門学校紀要・高専教育等へ投稿を行う予定である。 6.今後は、海洋体験型教育プログラムの取り組みに対する小中学校教諭、海洋教育関係者の意見を広く集め、さらなる向上を目指したい。
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