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2010 年度 実績報告書

授業可視化プラットフォームの構築

研究課題

研究課題/領域番号 21500900
研究機関広島大学

研究代表者

隅谷 孝洋  広島大学, 情報メディア教育研究センター, 准教授 (90231381)

研究分担者 山川 修  福井県立大学, 学術教養センター, 教授 (90230325)
安武 公一  広島大学, 社会科学研究科, 講師 (80263664)
井上 仁  九州大学, 情報基盤研究開発センター, 講師 (70232551)
多川 孝央  九州大学, 情報基盤研究開発センター, 助教 (70304764)
キーワードコース管理システム / 学生トラッキングデータ / Moodle / R / 授業可視化 / 授業改善
研究概要

昨年度セキュリティ問題が発覚したことを受け、慎重に再設計ならびに実装をすすめている。実装にはオープンソースのコース管理システムMoodle1.9ならびに統計パッケージのRを利用し、Moodle 1.9のモジュールとして、本システム(授業可視化システム)の開発をしている。
本システムの実装は大きくデータベースモジュール、可視化モジュールのハンドリング、ならびに可視化モジュールそのものにわけられる。データベースモジュールに関しては、コース管理システムのBlackboard Learning System CE8とMooldeのデータベースに対応する形で実装をした。現在、可視化モジュールのハンドリング部分を作成している。まだ完成には至っていないが、内部的な動作の検証をおこない、ユーザインタフェースの詳細な部分を作り込んで行く段階である。
可視化モジュール、すなわち授業の可視化そのものに関しては、アイデア段階のものもふくめていくつかのものを試験的に作成している。コース管理システムへのログイン情報、オンラインテストの点数を主な素材としていくつかの可視化を試すと同時に、文献、他の研究者の活用状況を調査している段階である。この部分に関し、特に掲示板データ等のネットワークを使った可視化に関して共同研究者が成果発表を行った。これらの研究ではコース管理システムの掲示板データだけでなく、SNS(ソーシャルネットワークシステム)の交友関係を元にしたネットワークの分析も行っており、本研究課題で開発するシステムのSNSへの拡張のための準備になっている。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] ネットワーク・コミュニティを通した学習者間の相互作用とその効果に関するシミュレーション分析2010

    • 著者名/発表者名
      安武公一
    • 雑誌名

      教育システム情報学会誌

      巻: 28 ページ: 50-60

    • 査読あり
  • [学会発表] An Analysis of Communication Network Structures In a University Social Network Service2010

    • 著者名/発表者名
      Takahiro Tagawa
    • 学会等名
      E-Learn 2010
    • 発表場所
      USAオーランド
    • 年月日
      2010-10-18
  • [学会発表] 社会的存在感」の拡張概念としてのSocial Capitalに関するノート2010

    • 著者名/発表者名
      安武公一
    • 学会等名
      日本教育工学会第26回全国大会
    • 発表場所
      名古屋市
    • 年月日
      2010-09-18
  • [学会発表] 大学SNSにおけるコミュニケーションのネットワーク構造の分析2010

    • 著者名/発表者名
      多川孝央
    • 学会等名
      日本教育工学会第26回全国大会
    • 発表場所
      名古屋市
    • 年月日
      2010-09-18

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公開日: 2012-07-19  

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