研究課題/領域番号 |
21500919
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研究機関 | 園田学園女子大学 |
研究代表者 |
堀田 博史 園田学園女子大学, 未来デザイン学部, 教授 (60300349)
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研究分担者 |
松河 秀哉 大阪大学, 大学教育実践センター, 助教 (50379111)
森田 健宏 夙川学院短期大学, 短期大学部, 准教授 (30309017)
松山 由美子 四天王寺大学, 短期大学部, 講師 (90322619)
村上 涼 四国大学, 生活科学部, 講師 (10412389)
吉崎 弘一 秋田大学, 総合情報処理センター, 准教授 (10351785)
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キーワード | 教育工学 / 幼児教育 / カリキュラム / 教授法 / メディア活用 |
研究概要 |
本研究の目的は、体系的に保育でのメディア活用を学ぶ教育方法と技術に関するカリキュラムを開発することである。平成22年度は、平成21年度に完成した日本版保育でのメディア活用指針の枠組みをもとに、カリキュラムの試行版を開発した。開発した試行版カリキュラムは、研究代表者及び研究分担者の所属する保育者養成系大学の講義などで活用または準備をして、平成23年度の公開に備えた。具体的には、平成22年度は以下の計画を実施した。 1. 保育者養成系大学で講義されている「情報機器の操作と活用」及び「保育での幼児のメディア活用」に関するシラバスを収集(大学:146校、短期大学:131校)して、カリキュラム内容を調査した。 2. 保育におけるメディア活用ガイドライン~よりよい活用のためのハンドブック~を印刷物として完成、配布を開始した。 3. 1.と2.で調査・完成した内容をもとに、体系的に保育でのメディア活用を学ぶ教育方法と技術に関するカリキュラム計15コマ(1コマ90分講義)の開発を行った。開発したカリキュラムは、デジタル化して保育者養成系大学の講義で利用できるようにインターネットで公開できる仕様(http://kids-c.sonoda-u.ac.jp)とした。 4. 3.で開発したカリキュラムを保育者養成系大学の講義(岡山県・新見公立短期大学)で活用して、受講生アンケートと公開授業録画による評価を行った。 5. 1.から4.の研究成果は、日本保育学会第63回大会、第17回日本教育メディア学会年次大会、日本教育工学会第26回全国大会などで口頭発表した。
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