研究概要 |
本研究の目的は、学習者による携帯電話を利用したコンテンツ発信および教師と学習者、学習者間の評価情報の交流を支援することにより、インタラクティブなユビキタス学習環境を構築することにある。平成22年度は次の研究を行った。 (1)作成した文章を Webアプリケーションに送信し、自動的に配列を実施する機能を開発した。このことにより、携帯電話を入力端末とし、編集はPCで行うレポートや作文を支援する文章編集Webアプリケーションに機能を拡張させた。 (2)リアルタイムな放送番組を視聴しながら、学習者の視聴反応を明らかにし,教材の改善や追加資料作成のための基礎データを収集するために、携帯電話を利用した放送授業評価ツールのプロトタイプを開発した。本年度は開発したプロトタイプを実装化し、実証的検証を行い、その有効性を明らかにした。 (3)学習コンテンツとアンケートをモバイル環境において、単一画面内で表示し、評価やwebテストを行なえるシステムのプロトタイプを開発した。
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