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2010 年度 実績報告書

学校を基盤とするカリキュラム開発を推進するリーダー教師のためのハンドブックの作成

研究課題

研究課題/領域番号 21500935
研究機関大阪教育大学

研究代表者

木原 俊行  大阪教育大学, 教育学部, 教授 (40231287)

研究分担者 矢野 裕俊  大阪市立大学, 大学教育研究センター, 教授 (80182393)
森 久佳  愛知江南短期大学, 現代幼児学科, 准教授 (00413287)
キーワード教育工学 / カリキュラム開発 / カリキュラム・リーダーシップ / 事例研究 / 国際比較研究 / カリキュラム・マネージメント / ハンドブック
研究概要

平成22年度は,まず,5月に研究代表者及び同分担者が集い,本年度の研究計画を再確認した。
次いで,平成21年度の事例収集等の成果に基づき,ハンドブックの原稿を作成した。その内容構成は,「1.カリキュラム開発の理論とモデル」「2.カリキュラム開発の動向」「3.我が国におけるカリキュラム実践のすぐれた事例-カリキュラム・リーダーシップ論を視点に」「4.カリキュラム実践に関する意思決定の演習-」「5.所属校のカリキュラム実践の省察」「6.カリキュラム実践のための参考文献」「7.発展的な学習への誘い」となった。例えば,「4.カリキュラム実践に関する意思決定の演習」には,4つの演習問題を用意した。それらは,事例の背景を記した「問題」,それらの「解答」を記入するパート,そして「模範解答と解説」から成る。7つの章及び「本ハンドブックの使い方」を合わせると,70ページの小冊子となった。
これらの原稿の内容や表現を調整するために,8月,10月,12月等に打合会を催した。
なお,小中学校では,現在,新教育課程への移行期にあり,新しい実践が次々と生まれているので,先導的な試みを遂行している学校.を訪問し,そこで営まれているカリキュラム開発の実際に関する資料(研究・研修計画,年間指導計画,指導案,実践記録など)を収集した。また,その内容をカリキュラムの革新性,独自性,継続発展性などを視点として分析して,当該学校におけるカリキュラム開発の進展状況を明らかにし,ハンドブックの内容に反映させた。
研究の中間的な成果を日本カリキュラム学会等の全国大会で報告するとともに,いくつかの雑誌等で発表した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 「授業研究」の効果的な推進をどう図るか2010

    • 著者名/発表者名
      木原俊行
    • 雑誌名

      教職研修

      巻: 第459号 ページ: 38-41

  • [雑誌論文] 海外における初年次教育の動向-アメリカ・英国・香港の調査から-2010

    • 著者名/発表者名
      矢野裕俊
    • 雑誌名

      大学と学生

      巻: 第80巻 ページ: 14-21

  • [学会発表] カリキュラム・リーダーシップに関する理論の構造的把握の試み-PLC(Professional Learning Community)との接点に注目して-2010

    • 著者名/発表者名
      矢野裕俊・木原俊行・森久佳
    • 学会等名
      日本カリキュラム学会第21回大会
    • 発表場所
      佐賀大学
    • 年月日
      2010-07-03
  • [図書] 学校改善と校内研修の設計2010

    • 著者名/発表者名
      北神正行・木原俊行・佐野享子
    • 総ページ数
      173
    • 出版者
      学文社

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公開日: 2012-07-19  

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