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2009 年度 実績報告書

ワークショップ型教員研修の開発手法の体系化と開発支援ネットワークシステムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 21500942
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

村川 雅弘  鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 教授 (50167681)

研究分担者 藤原 伸彦  鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (60333564)
田村 知子  中村学園大学, 栄養科学部, 講師 (90435107)
キーワードワークショップ / 教員研修 / ネットワーク / カリキュラムマネジメント / データベース / 校内研修
研究概要

本研究の最終的な目的は、学校現場や教育センター等で実施される教員のためのワークショップ型研修の協同的な開発を支援する情報ネットワークシステムを構築することである。平成21年度の実績は以下である。
(1) インターネットコラボレーションツール(JR四国コミュニケーションウェア社の「コラボノート」)を利用して、ワークショップ型研修を相互に支援しながら開発するための場を構築した。全国各地でワークショップ型の集合研修や校内研修の企画及び実施を担当している指導主事17名や小学校教諭9名、中学校教諭5名、研究者等4名の総勢35名が情報交換や研究協議が常時できる状態にある。
(2) システムの中に協同的にワークショップ型研修の開発を行うための「ワークショップ開発室」として、「カリキュラムマネジメント」「総合学習」「校内研修改善」「授業力向上」など8つの部屋(フォルダ)を開設し、各部屋に担当責任者を置き、情報交換と整理のファシリテートを行っている。
(3) 部屋の一つである「ワークショップ型校内研修のQ&A」において、校内研修の課題を収集し、協議を重ね最終的に30項目に整理した。その後、各項目に関する継続的な情報提供と研究協議を通して、各項目に対しての解決策を整理した。データベースの構築に向けての共同開発の素地ができあがった。
(4) 東村山市大岱小学校などのワークショップ型校内研修をカリキュラムマネジメント・モデルにより分析し、ワークショップ型研修の開発手法(開発手順や手だて、構成要素、関連要因)の整理と研修を支えるマネジメントの体系化を試行した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 探究型学習としての総合的な学習の一層の進化2010

    • 著者名/発表者名
      村川雅弘
    • 雑誌名

      教育時報(財・学校教育研究所) 20巻

      ページ: 8-11

  • [雑誌論文] Webを利用した省察の支援-授業実践映像データベースの開発と評価-2010

    • 著者名/発表者名
      藤原伸彦
    • 雑誌名

      教育実践の省察力を持つ教員の育成(協同出版)

      ページ: 216-234

  • [学会発表] ワークショップ型教員研修の開発手法の体系化のためのカリキュラムマネジメント2009

    • 著者名/発表者名
      村川雅弘・田村知子
    • 学会等名
      日本教育工学会全国大会
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2009-09-21

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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