研究概要 |
異なるアプリケーション分野に容易に適用可能な多目的分散異機種環境の拡張を行った。この適用に関しては、異機種プログラムと異なるグループによって開発されたコンポーネントを統合することによって実装されるべきである。これを実現するために、我々はアプリケーションとサービスを効率的に統合するCompositeパタンを探求するため、VMC (Model-View-Controller)デザインパタンを再定義し開発した。本アプローチのポイントは、サービス統合ロジックと非機能的ロジックを持つEnterprise Service Bus (ESB)を形成するControllerを拡張することにある。ModelはDependency lnjection (Dl)パタンを用いたESBによって統合されたソフトウェアエンジンと呼ばれるアプリケーション指向のコンポーネントを含む。この統合に基づき、数式エンジン、検証エンジン、教員・学生ワークスペースを含むe-ラーニングタスク管理環境の主なコンポーネントが開発された。その他のエンジンは、津波のモデリングと予測のための計算を行うシステムである。従って、基本的なコンポーネントは津波データの可視化と情報処理をサポートする他のエンジンと統合させるためクライアント・サーバモデルとして再構築された。Viewは、PDA, iPhones, iPod Touch, iPad,スマートフォン等を含む様々なデバイスの相互作用を可能とするユーザインタフェース群である。これらのデバイスを評価するために、インタフェース群のプロトタイプが開発された。
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