研究課題
本研究は、eラーニングピアノ弾き歌いコースやeラーニングピアノ(バイエル)コースをリアルタイムの対面授業とブレンドすることによって、教員・保育者養成機関におけるピアノ実技教育の質保証および授業方法の改善の実現を目的とする3ヵ年にわたる研究である。3年(最終年)目の本年度は、昨年度までに蓄積した、上記ピアノ弾き歌い教材(http://oberon.nagaokaut.ac.jp/kwu/piano/)の模範演奏映像、注釈付楽譜、解説映像及びテキストの視聴状況、視聴前後の演奏の比較分析を時系列に多角的に行い、そこから導き出した模範演奏と自身の演奏との比較による「気づき」の重要性を示唆した。これらの成果は、日本教育工学会、CAST2011(The 3rd International Conference on Awareness Science and Technology)、the Proceedings of the 19th International Conference on Computers in Education等で発表した。また、上記ピアノ教材(http://oberon.nagaokaut.ac.jp/kwu/beyer/)を使った実践として、保育士・幼稚園教諭採用試験の主要課題である「バイエル」60番以降の楽曲の視範演奏映像、注釈付楽譜を視聴する前後の演奏を比較し、この教材がどの程度実力の向上に寄与するかを分析した。(現在、分析の最終段階に入っており、平成24年度に開催される学会などで成果を発表する予定である。)教材材開発については、上記ピアノ弾き歌い教材に加え、著作権が消滅している楽曲8曲の歌唱模範演奏(ピアノ伴奏)を撮影・編集・加工した。現在、アップロードの準備中である。
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京都女子大学発達教育学部紀要第8号
巻: (第8号) ページ: 97-105
第27回日本教育工学会講演予稿集2011
ページ: 503-504
Journal of Advanced Computational Intelligence and Intelligent Informatics
巻: Vol.15,No.9 ページ: 1241-1247
http://oberon.nagaokaut.ac.jp/kwu/piano/
http://oberon.nagaokaut.ac.jp/kwu/beyer/