研究課題
基盤研究(C)
デューラーの『計測法教程』の源泉を中世ラテン,ギリシャ,アラビア数学に探索し,またドイツ語原典およびラテン語訳のそれぞれの受容を,両版を比較しながら,読者層,当時の学問の状況などを視野において探求した.とりわけ描かれた科学器具,引用された数学著作を中心においた.影響は中国にまで及び,その数学は世界規模である.他方でその数学の時代的限界も指摘した.しかしその内容は今日数学教育に大いに活用できることを指摘した.
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九州大学
ページ: 19-43
京都大学数理解析研究所講究録
巻: 1739号 ページ: 19-43