研究課題
基盤研究(C)
細砂とカオリナイトからなる砂山に異なる速度の隆起と降雨侵食を与える実験から、実験侵食地形の発達を隆起速度の閾値によって、流水侵食で砂山構成物質の性質を反映した起伏が形成されて安定する特徴的起伏段階、流水侵食だけでなく斜面が成長して崩壊することが繰り返される平衡状態段階、隆起が侵食を圧倒して山地が発達する山地成長段階の三段階に分けることができた。現実の山地地形の発達・変化にもこのような隆起速度の影響を考える必要がある。
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地質学雑誌
巻: 117 ページ: 163-171
Geomorphology
巻: 127 ページ: 88-98