研究課題
基盤研究(C)
リモートな地域で観測される含酸素有機エアロゾル(OOA)はエイジングした二次有機エアロゾル(SOA)であると考えられるが、SOAのエイジングの反応プロセスはよく分かっていない。本研究では、芳香族炭化水素の光酸化で生成するSOAをエアロゾル質量分析法、液体クロマトグラフ飛行時間型質量分析法、およびヨウ素滴定法で分析した。分析の結果から、SOAのエイジングが主にカルボン酸生成によって進むこと、およびケトンの酸化がチャンバー実験でのエイジング速度を制限することを明らかにした。
すべて 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (8件)
Atmospheric Chemistry and Physics
巻: 12(in press)
Atmospheric Chemistry and Physics Discussions
巻: 12 ページ: 283-318
DOI:10.5194/acpd-12-283-2012
Atmospheric Environment
巻: 44(8) ページ: 1080-1087
DOI:10.1016/j.atmosenv.2009.12.013