研究課題
基盤研究(C)
航空機内の中性子被ばく線量の過大評価は、宇宙陽子線検出以外に、高エネルギー中性子検出の可能性があることが分かった。中性子被ばく線量を正確に実測するために、個人線量計内のシリコン素子の中性子に対する応答特性を評価した。開発したエネルギー付与モデルを考慮することで、シュミレーションで評価した応答関数は、加速器を用いた単色中性子の実測と、良い一致を示した。これにより、中性子実測の過大評価を解明でき、正確な中性子計測につながる。
すべて 2012 2011
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件)
Radiation Protection Dosimetry
巻: Vol.49(2) ページ: 169-176