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2011 年度 研究成果報告書

リン蓄積細菌の好気的亜硝酸脱窒に起因する亜酸化窒素の生成特性

研究課題

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研究課題/領域番号 21510089
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 環境技術・環境材料
研究機関日本大学

研究代表者

齋藤 利晃  日本大学, 理工学部, 教授 (50277381)

連携研究者 吉田 征史  日本大学, 理工学部, 教授 (40434120)
研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード環境負荷低減技術
研究概要

ポリリン酸蓄積細菌のN_2O生成能を明らかにするための基礎的研究を行い,以下の結果を得た。(1) Rhodocyclus属のポリリン酸蓄積細菌(R-PAO)は亜硝酸の好気脱窒能を有しており,その最終生成物として一部をN_2Oで放出する。一方, Actinobacteria属のポリリン酸蓄積細菌は亜硝酸の好気脱窒能をほとんど有しておらず,それ故に, N_2O生成能も著しく小さい。(2) R-PAOのN_2O生成条件を調べたところ,亜硝酸濃度や酸素分圧を低く保ち,かつ脱窒活性比を高く保つことがN_2O転換率の抑制につながる。但し, N_2O生成量制御という観点からは,それらのバランスが重要である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] リン蓄積細菌の亜酸化窒素生成に及ぼす溶存酸素濃度の影響2010

    • 著者名/発表者名
      齋藤利晃
    • 学会等名
      土木学会第65回年次学術講演会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2010-09-03

URL: 

公開日: 2013-07-31  

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