研究課題
基盤研究(C)
本研究では,表面に固定化されたダブルデッカー錯体の回転を直接「見る」ことによって,一つずつの分子のレベルで,分子回転子としてのダブルデッカー錯体の動きを明らかにすることを目的とした.回転運動の決定的な証拠を,回転対称性のないフェロセニルポルフィリンを用いたダブルデッカー錯体によって得ることができ,向きが変わった錯体を数えることによって,基板上でのダブルデッカー錯体の回転頻度(速度)を初めて明らかにした.
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http://www.chem.cst.nihon-u.ac.jp/~otsuki/otsuki.html