研究課題
基盤研究(C)
有機色素チアシアニンの自己組織化により合成したナノファイバーは、光励起で生じた自身の蛍光をファイバー端まで伝播させる。この現象を顕微分光法により詳細に調べ、光伝播の機構が励起子ポラリトンの伝播であることを明らかにした。ポラリトン伝播では、ファイバーをミクロンの曲率で曲げてもほとんど減衰が生じない。この特性を利用して、極微小光デバイスを作製した。マニピュレータによるファイバー操作で製作した微小リングは、リング共振器として機能することを示した。
すべて 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)
Applied Physics Letters
巻: Vol.99 ページ: 253302-1-4
Advanced Materials
巻: Vol.23 ページ: 3659-3663
Physical Review Letters
巻: Vol.105, No.6 ページ: 067401-1-4
http://www.nims.go.jp/units/apm/