研究課題
平成22年度の計画期間中、基本的に研究計画どおりに研究を実施した。具体的には、マツダ企業グループの個別企業の戦略的行動とそのパターンを明らかにするため、企業の連結とマツダ企業グループの構造分析、企業の連結と企業の経営業績との実証研究を行った。また、2007年度の萌芽研究で得られた結果を元に、中核企業と非中核企業の戦略的行動パターンの比較研究を実施した。また、マツダグループの取引と持ち株の新たなデータ収集を行った。さらに、外部環境の変化と、マツダ企業グループの構造変化と企業の経営業績との関連分析を行った。研究成果として、計9本の論文は国内外の学会で発表したほか、Optimization of Buffer-size Allocation Using Dynamic Programming、Modeling and Analysis of Information Systems Outsourcing based on Agent Systems、An analysis of firm capacity in Mazda's Keiretsu、およびOrganizational structure of Mazda's Keiretsu : A graph theoretic analysisなど、計5本の論文をAROBとWSEASの国際学術ジャーナルに掲載されている。現在、文献調査とデータ収集を継続的に行い、いままでの研究成果を論文として整理しながら、マツダグループにおける22年間の時系列的変化を分析するための準備作業を行い、マツダ企業グループの構造分析と企業の戦略的行動との実証研究を実施している。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (9件)
Artificial Life and Robotics
巻: Vol.16(掲載確定)
International Journal of Mathematical Models and Methods in Applied Sciences
巻: Issue 1, Vol.5 ページ: 125-132
International Journal of Mathematics and Computers in Simulation
巻: Issue 4, Volume 4 ページ: 154-161