研究課題
本研究は、(1)地震等の自然災害から家庭を守り、(2)危険な消費財から消費者を守る、安全安心のためのユビキタスネットワークの実現を目的とする。(1) 危険な消費財から消費者を守り、地震等の自然災害から家庭を守る、家庭内ゲートウェイの方式開発・消費財の情報を蓄積し、リコール情報を検索処理する家庭内ゲートウェイの要件定義を行い、プロトタイプを開発し評価した。また消費財の情報を広域のクラウドと家庭内のホームゲートウェイとの間に補完的に持ち合う、クラウド-組込み連携方式の方式検討を行った。(2) 災害時における家庭内ゲートウェイでの優先度制御、競合制御方式の開発・家庭内ゲートウェイの要件は、家庭の安全安心を実現するための、家庭内ネットワーク制御機能、データ蓄積処理、広域ネットワークとの接続機能、家庭内の測定・制御機能、セキュリティ機能、アプリケーション共存における、優先度制御、システム障害の波及防止であり、これを実現するための基本設計を実施し、検証した。(3) 消費者安全を向上する消費財捕捉システムのプロトタイプ開発と検証消費財のトラッキング(捕捉)機能を内蔵したユビキタスネットワークの通信ノードの開発と検証。消費財のリコール情報サーバを含めた、検証システムの構築と評価検証を行った。
すべて 2011 2010
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電気学会論文誌C
巻: Vol.130, No.8 ページ: 1387-1394